朝からニュースを読んでいると、今年(2018)の10月頃からエンテロウイルスに関わる小児の病気が増加しているとのこと。今日はその辺りを調べてみました。
子どもの手足に急にまひが出る「急性弛緩(しかん)性まひ」の報告数が、10月ごろから増加している。3年前、エンテロウイルスD68感染症の流行と同時にまひの報告が相次ぎ、厚生労働省は今年5月から全国の医療機関に報告を求め、監視を強めていた。今回も関連が指摘されている。専門家は手洗いの徹底と医療機関への早めの相談を呼びかけている。
出典:Yahoo!ニュース
目次
症状
発熱や鼻汁、咳といった軽度なものから喘息様発作、呼吸困難等の重度の症状を伴う肺炎を含む様々な呼吸器疾患を呈する
出典:国立感染症研究所
重症化すると筋肉が虚弱化し、脳神経機能に異常をきたす場合もあり、麻痺が残るケースもある。
出典:ハザードラボ
ほとんど風邪の症状とかわらないようですね。喘息のような症状から筋肉の虚弱やまひを引き起こすようです。一番悪化した場合でウイルス性髄膜炎になるようです。
大人は感染しても軽傷で済むが、小児は悪化する恐れがあるとのこと。風邪の場合でも、今秋は早めの診療をオススメします。
感染経路
咳やくしゃみからの飛沫感染。
手足口病やヘルパンギーナを起こすウイルスと同じグループのウイルスだそうです。エンテロウイルスもその辺にふわふわしているものなのでしょうか。
潜伏期間
エンテロウイルスが体の中に入ってから(感染してから)発病するまでの期間(潜伏期)は、通常、3-7日間です。エンテロウイルスが体の中に入って(感染後)約3日後から、発病して10日後までの間が、通常、他の人にウイルスを広げる恐れがあります。
出典:横浜市衛生研究所
風邪っぽくなったら、要注意ということですね。
治療
ウイルスに直接効く特効薬は無いようです。症状からの医師の判断になるとおもいますが、主に症状を軽減させる処方になるとおもいます。
予防
風邪と同じで、マスク・手洗い・うがいで良さそうです。