かつて「空き巣」だったという50人を対象としたアンケート結果が、英国のテレビ番組で放送されたことがある。
出典:YOMIURI ONLINE
アンケートによると、犯行に及ぶ前に狙いを定めた人物の「フェイスブックやツイッターのアカウントを見る」という回答がなんと78%に上った。
さらに、狙いを定めた人物の自宅を「Googleストリートビュー(マップで指定した場所の風景を見られる機能)で見る」と回答した元空き巣が70%もいたのだ。
インターネットが普及して20年、最近の空き巣は賢いですね。今回はSNSになにを投稿してはいけないのか、例を使っていくつか紹介したいとおもいます!
目次
「~なう」を使わない
あなたのリアルタイムな情報をインターネットに投稿しては行けません。 孤立している状況(家にひとり)や外出している事、例えば「ユニバなう」なんて投稿したら、ストーカーさんが大喜び! 旅行中とかもダメです。家に誰もいない事を空き巣に報告してはいけません。
楽しい時はインターネットでその気持ちを共有したくなるのはまやまですが、「なう」ではなく「過去形」の文面にするべきです。
個人情報や行動が特定できる投稿をしない
自分の事でも友達の事でも子供の事でも同じ事が言えますが、投稿した写真に写っている人が、毎日行っている事は公開してはいけません。例えば以下の例。
- 名前や住所(当たり前ですが…)
- 仕事の事や通ってる学校の名前、塾のこと
- 何時に家を出て、何時に帰る
- 暇なときはよくここにいる(近所のショッピングモールとか)
- パートナー(彼氏・彼女含む)が居ないこと
犯罪者は常にチャンスを伺っています。規則正しい行動をインターネットさらけ出すことにより、空き巣等の成功率があがってしまいます。必ず家に誰もいない時間帯や、必ずこの時間にここを通る等の情報は致命的。犯罪者に確信をさせてはいけません。
デスノートではないですが、顔と名前が一致してはだめです。顔と住所、顔とメールアドレス、この辺りもNGです。顔と関わりの強い施設もNGです。子供が塾の帰りに誘拐された、なんてことはあってはなりません。
ピースはヤバい(らしい)
最近のスマホの付属カメラは高性能です。そのまま写真を拡大して指紋をコピーされたりするらしいので、ピースはしてはいけないそうです。
では、どんな投稿が望ましいか
自分(あるいは友達と作りや子供)が、不規則したことで、個人情報に関係の無いこと、過去の出来事、が良いと思います。
例えば、たまたまデパートに行ったとか、たまたまテレビをみたとか。犯罪者からみて、行動が特定できない不規則な情報は役に立ちません。しかしながら、そのような情報の投稿でも、知人や親族には十分伝わるはずです。
日頃からSNSの利用は限度を持って、自分は大丈夫なんて考えは捨てたほうがよさそうです。